トレジャー・ファクトリー¶
トレジャー・ファクトリー(証券コード:3093)は、1995年創業の総合リユース企業である。 総合リユース業態「トレジャーファクトリー」を核に、ファッション・スポーツ・ブランド品・家具家電など多数の専門業態を傘下に持つ。 国内外で300店超を展開し、東証プライム上場のリユース中堅として安定した成長を続けている。
会社概要¶
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 正式名称 | 株式会社トレジャー・ファクトリー |
| 設立 | 1995年5月25日 |
| 本社 | 東京都千代田区外神田4-14-1 秋葉原UDXビル20F |
| 上場区分 | 東証プライム(証券コード:3093) |
| 決算期 | 2月末 |
| 主要事業 | 中古品小売(総合リユース・専門業態リユース) |
出典:Wikipedia トレジャー・ファクトリー、IRバンク 3093
事業セグメント¶
同社の事業は主にリユース品の買取・販売に特化した単一セグメントであるが、業態を複数展開している点が特徴的である。
- トレジャーファクトリー(総合リユース)— 衣料・家具・家電・雑貨を幅広く扱う旗艦業態。総合リユース店モデルに相当する。
- トレファクスタイル(ファッション専門)— 古着・ブランド衣料に特化。買取専門店モデルの専門型。
- ブランドコレクト(ブランド品特化)— ラグジュアリーブランドを専門的に扱う。ブランド・高級品特化に相当。
- トレファクスポーツアウトドア(スポーツ用品専門)
- トレファクマーケット(家具・家電専門)
業者向け販路としては、買取在庫の一部をオンライン業者間流通に回す動きもある。オンライン業者間オークション参照。
業績¶
| 決算期 | 売上高 | 営業利益 | 出典 |
|---|---|---|---|
| 2024年2月期 | 344億5,400万円 | 33億4,800万円 | IRバンク 3093 |
| 2025年2月期 | 422億700万円 | 40億3,500万円 | IRバンク 3093 |
2025年2月期は前期比で売上高+22.5%、営業利益+20.5%と二桁増収増益を達成した。
強み・特徴¶
- 多業態×専門化戦略 — 総合店から衣料・スポーツ・ブランド品・楽器・アニメグッズなど細分化した専門業態を複数展開しており、品目ごとに買取・販売ノウハウを蓄積している。
- 関東圏集中から全国展開へ — 創業以来の首都圏集中モデルを維持しながら近年は地方・郊外へ出店を拡大、多業態の相乗効果で競合差別化を図る。
- 自社完結の買取・販売オペレーション — 外部オークションへの依存度を抑え、店頭一貫査定・販売による粗利率の維持を追求している。
- 出店ペースの安定性 — フランチャイズに依存せず直営主体の展開を継続しており、品質管理と接客水準の統一を実現している。
- 2025年2月期時点で国内外300店超 — スケールメリットによる仕入れ力と認知度向上が好業績を後押ししている。
店舗・チャネル網¶
| 種別 | 概要 |
|---|---|
| 国内店舗 | 2025年4月末時点で294店舗(出典:DreamNews プレスリリース)。 |
| 海外店舗 | タイ5店・台湾2店(2025年4月末時点)(同出典)。 |
| 直営・FC比率 | 2026年2月期第2四半期時点で直営278店・FC32店・計310店(出典:Yahoo!ファイナンス 決算説明資料)。 |
| EC・ネット販売 | 自社ECおよびeBay等のオンラインプラットフォームへの出品で在庫を国内外に販売。 |
直営主体(FC比率約10%)の展開が品質管理の一貫性を支えている。業態数は12種類(トレファクスタイル・ブランドコレクト・トレファクスポーツ等)に達し、商品ジャンルに応じた専門買取を実現している。
沿革ハイライト¶
| 年月 | 出来事 |
|---|---|
| 1995年5月 | 有限会社トレジャー・ファクトリーを設立 |
| 1995年10月 | 東京都足立区に1号店「トレジャーファクトリー足立本店」を開店 |
| 1999年 | 株式会社に改組。インターネット通販を開始 |
| 2006年10月 | 服飾専門業態「トレジャーファクトリースタイル」を開始 |
| 2007年12月 | 東京証券取引所マザーズに上場 |
| 2014年 | 東証一部へ市場変更 |
| 2022年 | 東証プライムへ移行 |
| 2025年5月 | 創業30周年・グループ全体の店舗数が300店舗を突破(出典:DreamNews)。 |
リユース業界での位置づけ¶
業界マップ(../overview/industry-map.md)では「総合リユース小売」に分類される。ゲオHD(セカンドストリート)・ブックオフと同じ業態層に位置するが、専門業態の多さと直営比率の高さで差別化を図る中堅プレイヤーである。
- 競合との違い:セカンドストリートが規模(国内880店超)と海外展開で優位に立つのに対し、トレジャーファクトリーは多業態×直営モデルで品質管理を徹底し、都市部・関東圏を地盤とした展開を続けてきた。12の専門業態を持つことで、カテゴリごとの査定精度と在庫回転率を高め、汎用総合店との差別化を実現している。
- 直営中心の意義:直営比率約90%は業界でも高水準。FCに頼らず接客・査定水準を統一できる半面、出店コストは相対的に高い。
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