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エコリング

エコリングは、2001年創業・兵庫県姫路市に本社を置く非上場のリユース企業である。 買取専門店の直営・フランチャイズ展開に加え、国内最大規模のブランド品業者間オークション「EcoRing the Auction」を主催する点が業界内での独自性となっている。 創業以来連続黒字を維持しており、急速な出店拡大と越境EC・輸出事業の拡充によって非上場ながら業界大手に匹敵する規模へ成長している。

会社概要

項目 内容
正式名称 株式会社エコリング
設立 2001年(平成13年)創業
本社 兵庫県姫路市御国野町御着352番地
上場区分 非上場
代表者 代表取締役社長 川端宏
主要事業 買取事業、ブランド品オークション、インターネット・業者間販売、貴金属売買

出典:エコリング 会社概要(公式)

事業セグメント

  • 買取専門店(直営・FC) — ブランド品・貴金属・衣類・雑貨の店頭買取を主軸とする。買取専門店モデルに相当。
  • EcoRing the Auction(ブランド品業者間オークション) — 自社主催の業者向けオンラインオークション。リユース事業者・小売店が参加する業者間流通の中核を担う。オンライン業者間オークションに相当。
  • インターネット販売・業者間取引販売 — eBayをはじめとする越境EC経由の輸出販売も手掛ける。越境EC(eBay等)参照。
  • 貴金属販売・古物オークションへの販売 — 地金・宝飾品の卸販売。在庫処分・滞留在庫買取とも関連する。

業績

エコリングは非上場企業であるため、財務諸表の公式開示はない。業界調査データとして確認できた情報を記載する。

年度(チェーン売上高ベース) 概算売上高 出典
2023年度 約575億円 リユース通信 チェーン売上高ランキング2024
2024年度 約792億円 リユース通信 売上ランキング2025 BEST300
  • 上記はチェーン全体(直営+フランチャイズ)の売上高推計値であり、連結財務数値とは異なる可能性がある。
  • 公式の財務データは非開示のため、正確な営業利益等は確認できていない。

強み・特徴

  1. 業者間オークション「EcoRing the Auction」の主催 — 自社で買い取った商品の余剰在庫を自社オークションへ流せる垂直統合モデルを構築しており、在庫回転と仕入れ価格設定において競合優位を持つ。
  2. 非上場ゆえの意思決定スピード — 上場企業に比べて四半期開示プレッシャーがなく、積極的な出店・海外展開を迅速に推進できる。
  3. ブランド品・貴金属への特化力 — ブランド買取に強みを持ち、専門査定人の育成と鑑定精度を競争力の源泉としている。ブランド・高級品特化に相当する知見を自社で保有する。
  4. 越境・輸出販売の早期着手 — 国内買取品をeBayなど海外向け販路で捌く仕組みを早くから整備しており、円安局面での収益力強化につなげている。
  5. 創業以来連続黒字 — 急成長企業でありながら財務的安定を維持しており、フランチャイズ加盟希望店の信頼獲得につながっている。

店舗・チャネル網

種別 概要
国内店舗(直営・FC) 2024年6月時点で全国250店舗展開(出典:みんコレ! FC情報)。2028年末までに500店舗を計画。
海外拠点 香港(2010年法人設立)・タイ・マレーシア(2022年法人設立)などアジアに拠点あり(出典:エコリングの歩み)。
EcoRing the Auction(BtoB) 2017年11月に開設したブランド品業者間オンラインオークション(同出典)。
EC・越境販売 eBayをはじめとする越境EC経由の輸出販売。国内EC(自社・外部プラットフォーム)も活用。

創業以来直営主体で展開してきたが、近年FC化にも着手し、加盟店への直営店売却を進めている(出典:リユース通信)。

沿革ハイライト

年月 出来事
2001年5月 インターネットコンテンツ会社として設立
2002年9月 姫路に買取専門店1号店をオープン。事業をブランド買取へ転換
2005年5月 株式会社エコリングに組織変更
2010年 香港法人を設立。東南アジア展開を開始(出典:エコリングの歩み)。
2012年11月 50店舗を突破(同出典)。
2016年7月 エコリングホールディングスを設立
2017年11月 業者間オンラインオークション「EcoRing the Auction」をオープン
2024年度 チェーン売上高約792億円・リユース業界売上上位ランキングにトップ10入り(出典:リユース通信 ランキング2025)。

リユース業界での位置づけ

業界マップ(../overview/industry-map.md)では「出張・宅配買取専門(川上)」と「古物市場(業者間オークション)」の両面を持つ非上場大手として位置づけられる。

  • 競合との違い:バリュエンスHDが上場企業として「なんぼや」と「STAR BUYERS AUCTION」を展開するのと類似したCtoBtoCモデルだが、エコリングは非上場のため四半期開示義務がなく、意思決定の速さと積極的な出店・海外展開を実現している。コメ兵HD・バイセルが上場企業として財務データを開示しているのとは対照的に、エコリングの財務情報は限定的であることも非上場の特性として押さえておく必要がある。
  • 非上場の成長大手:リユース業界において非上場ながら年間売上約800億円規模まで成長した数少ない事例であり、2024年度に初のリユース業界売上トップ10入りを果たした。

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出典・参考リンク